”火”には癒し効果がある、大切なひとといかが。
冬至にもなり1日の夜の時間が長くなっています。
そんな日々には”火”とふれて癒されるのもいいかも知れません。
特にクリスマスや旅行に行ったときなどにはとってもよいですよね。実際に”火”ふれると癒しはもとより良い効果があるんです。
特に「暖炉の火」には癒し効果がある
特に「暖炉の火」には癒し効果があることが実験で確かめられています。
暖炉による火の効用を検証する環境心理学実験があるんですね。
実は
「暖炉のある部屋の方が、癒されると感じ、親近感が増しコミュニケーションが促進される」
ことが判っています。
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どんな実験かというと…
複数の面識のない女子大生と主婦を一対一で組み合わせて
暖炉のある部屋とない部屋でそれぞれ会話してもらいます。
その時の状況を本人の主観申告と
実験者の行動観察をベースに分析をしています。
そして
暖炉のある部屋では、
主観では…
雰囲気が良くなり、「リラックスする」、「癒される」、「親しくなれる」と感じる
「会話の相手が自分に似ている」と感じる
観察からは…
2人の距離が縮まる
会話中に暖炉を見る回数が多い
会話開始後の時間の経過とともに相手の話にうなずく回数が増える傾向にあり、会話中に「会話が途切れる時間」が減る
環境心理学の専門家である日本大学文理学部心理学科 羽生和紀助教授は、
「『暖炉がある』と部屋の雰囲気がよくなって会話が促進されるため、
相手と近づこうとする(無意識の内に二人間の距離が近づく)とともに、
相手の発話に対してうなずく回数が増え、会話が途切れなくなる。
そのようにコミュニケーションが密になった結果、相手により親近感を感じるようになると考えられる
(相手が自分に似ていると感じるのも、親近感の指標のひとつである)。
また、川のせせらぎ、雲や波の動き、水槽中の熱帯魚など自然界にある種の動きは、
注意を引きつつも無意識で見ていられるため、
癒しの効果(集中力の回復など)があることが知られており、『暖炉の火』にも同様の効果があると考えられる。」
という結論を導きだされました。
とのこと。
火って確かに見ているだけで、不思議と安心したり…
2人でまたは、少人数で火を囲んでいろんな話をすると、思いを共有している感がありますよね。
旅行やキャンプなどでは”暖炉”や焚き火も大きな楽しみの一つ、それが魅力ともいえそうです。
しかし一般家庭で”暖炉”となるとちょっとハードルが高いですよね。
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そんなときは…
「薪が燃えている映像」だけでもよいようですよ。
以前にノルウェーの公共放送局で12時間にわたって、「火が燃えているというだけ」の放送がされました。
それだけなのに視聴率20%を記録したというテレビ番組があったそうです。
つまりそれだけ人をひきつけたということでしょう。
これは放送ですが、
DVDがあるのを発見しました。
DVDで見る癒しの炎DANRO(暖炉)
(http://www.shin-sei.co.jp/danro/movie.html)
キャンドルの火も癒しがある
キャンドルセラピーというものもあるようです。キャンドルを灯しそれを眺めることで、視覚からの癒しとアロマテラピーによる嗅覚からのアプローチを融合させたセラピーです。
自分自身でも、心身ともに深い癒しが得られるように指導して行きます。
<一般社団法人日本キャンドルセラピー協会HP>
火を見るのなら、各ご家庭でもできますよね。
実際の火がよいと思いますが、
安全に楽しみたいなら以前の記事もご参考に…
安全・安心なキャンドルで癒されよう、ワザありなLEDライトが灯します。
LEDですが、とってもキャンドルの火に近いキャンドルライトがあるんですね。
夜もまだまだ長いです。
大切な人と一緒に、火で癒されてみてはいかがでしょう。
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最後までご覧いただいてありがとうございました。
<出典:大阪ガスHP https://www.osakagas.co.jp/company/press/pr_2005/04-22.html /
一般社団法人日本キャンドルセラピー協会HP>