早寝早起きはメリットなの?それともデメリットなの??賛否両論のポイントとは

早寝早起きが良いことはよく聞くけど実際のメリットはなんだろうとか、

一方でデメリットがある研究もあるみたい。賛否両論あるようだけど、

そのポイントはどこでしょうか、考えてみました。

目次



 

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早寝早起きのメリットとは

まずはその前提から。

そもそも「早寝早起き」いいますが、いつ寝ていつ起きたら早寝早起きなのでしょう。

いろいろ調べてみても何時に寝たら早寝、何時に起きたら早起きということの定義はなかなかありません。

このブロクでは

早寝早起きの時間って一体何時なの?その定義とは」で…

就寝時間は22時以前、(睡眠時間8時間とり) 起床時間は6時以前

が早寝早起きの定義なのではと提案しました。

これを早寝早起きとしますね。

 

さてその上で早寝早起きはメリットはどうかというと。

 

・時間を有効に使える

何に使うかは個人のライフスタイルによりましょう。

自分の実現したいこと…

例えば、学習に使う、運動やスポーツをする 趣味をする など

に とても有効に使えますよね。

 

・朝のゆとり

仕事の準備に使う

瞑想をするなど

ゆったりとした時間はそれ自体が豊かさにつながりますよね。

 

・仕事や学校の活動準備になる

これ、寝坊するとよくわかりますよね。早めに起床することで、

始業時には活動的に取り組めます。

そして

特に健康面で言うと…

 

・心身の疲労を回復させる働き、また脳や体を成長させる働きがある

これは実感としてありますよね。

例えば睡眠不足になると脳の前頭前野というところの機能が落ちて

やる気やイライラなど感情をコントロールする力や

人の気持ちを理解する能力が落ち、また

気分が落ち込みやすくなったりします。

また脳、骨、筋肉の成長を促す働く成長ホルモンは眠っている間に活発に分泌します。

 

・朝の光をあびることで頭がすっきりと目覚めて集中力があがる

人の体には体内時計があり、1日のリズムを刻んでいます。

朝の光を浴びると体内時計がリセットされ、活動モードになります。

また、朝の光をあびることで脳内ホルモンのセロトニンが活発に分泌されます。また自律神経も活動に適した体になります。

 

・朝食をしっかりととれる

脳のエネルギーはブドウ糖。これはすぐに不足してしまします。寝ている間も使っているので、朝には必要な栄養素が少なくなっているので

朝食をとることで、いろんな栄養素を補給、朝から知っかりと活動できる状態を作れます。

また朝食べることで胃や腸が動き始めて内臓も目覚め、朝のお手洗いで快適な1日を過ごせますよね。

(以上健康面の参考情報;早寝早起き朝ごはん全国協議会HPなど)

 

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早寝早起きは健康に良くない??

ところがところが…

早寝早起きは健康に良くないという、

なんとも衝撃的な研究が話題になっています

英オックスフォード大学の睡眠・概日リズム神経科学研究所の名誉研究員、ポール・ケリー博士の研究です。

オックスフォード大学ですから、信頼性抜群の印象ですよね。

しかもハ-バード大学などでも早起きが病気のリスクを高めることに関する研究がされているそうですよ。

エー……

・糖尿病、高血圧など様々な病気を引き起こす

そのケリー博士のいうには…

「9時5時」という就業時間が、実は人間の体内時計と全くかみ合っておらず、

それが原因でメタボリック・シンドロームや糖尿病、高血圧、

より重い病気であれば、心筋梗塞や脳卒中、心不全やうつ病など

精神的にも肉体的にも様々な病気を引き起こすおそれがあるのだそう。

 

6時前に起きてはならない?

でどんな研究かというと…

世界中のあらゆる人たちの睡眠パターンを分析したところ

年齢層ごとの推奨すべき起床時間と活動開始時間(個人差はあるものの)がわかったと…

それは…

・青年期(15~30歳)    →9時起床  →11時活動開始

・壮年期・中年期(31~64歳)→8時起床 →10時活動開始

・高年期(65歳以上)   →7時起床  →9時活動開始

すべての年齢層の人に言えることは、6時よりも前に起床することは人間として本来あってはならないという。

ガーンですよね。どうなっているのって感じ。

さらに…

体内時計の周期と人間の実生活の行動周期とのズレが悪影響を及ぼす」のだという

その要因が…なんと「早起き」

ガーン

さらに…

体内時計は努力によって進めたり遅らせたりできないため、

まだ体が眠りを求めていない時間に布団に入ると、質の高い睡眠をとる時間が短くなって

慢性的な睡眠不足になる危険があるという。

 

・脳の機能の低下は集中力・記憶力・コミュニケーション能力の低下をまねく

体内時計が早起きすることでズレてしまうと脳の機能が低下、集中力・記憶力・コミュニケーション能力が著しく減退してしまう。

心臓や肺などのあらゆる臓器にも体内時計は備わっていて、

そのズレが年齢を重ねるごとに自然と大きくなり

必要以上に臓器を酷使してしまうことになり、病気を誘発するリスクが高まるのだそうです。

 

(以上参考情報:日本の週刊現代2015年10月17日号/日経グッデイ トピックス2015/11/13)

 

ただしこの話題をみる限りにおいては、

14歳以下の乳児・児童については言及されていないので

子どもを考えた場合にどうかは慎重に考えたいですね。

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早寝早起きの賛否両論のポイントは?

 

現状話題になっている早寝早起きについての賛否両論のポイントは…

”体内時計のズレ”

要は…

早寝早起きの肯定派は…

体内時計は光を浴びることでリセットされる

 

早寝早起きの否定派は…

早起きが体内時計のズレを引き起こすのが良くない

これが慢性的な睡眠不足を引き起こすと。

 

とここが違いますよね。

 

うーん更なる研究結果を待ちたいところでしょう。

そして共通していることは、

 

 『睡眠不足』こそがよくないということ。

 

結局どっちなの?

 

結局どう考えたらよいのでしょうか。

 

このブログでは、『自分の体に聞いてみよう』を推奨します。

 

いくつかの点で個人差があると思います。

それは、生物学的な意味での個人差だけではなく、

その生活からくる個人差、どっちかがよいとしても、例えば遅寝遅起きがよいとしても

その生活ができるかは個人によりましょう。

 

また別に視点としては、生活に関する価値観にもよるかもしれません。

なんのための早寝早起き、遅寝遅起きかではないでしょうか。

目的的に生活を組み立てていくことが大切だと思います。

 

要は『睡眠不足』にならないこと

時間や時間帯もあるかもしれませんが、

睡眠の質も大切ですよね。

 

私個人はどっちかっていったら、

遅寝遅起の時は、ダラダラした感じになりがちで、それはそれで良い時もありますけど、

早寝早起きの時のほうが充実しているように感じます。

 

ご参考にされてください。

最後までご覧頂いてありがとうございます。

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